【休校】に対する親の気持ち 敵は新型コロナウイルス
子供の中学校が休校になり、数日経ちました。
私個人としては、今回の全国休校要請に感謝しております。
1番の理由はやはり、年配の方、持病のある方に、コロナウイルスをうつしてしまう危険を、減らせるから。
苦しむ方を少なくする可能性があることは、何でもやっていきたいのです。
他に優先させることはない、と思っています。
(original photo: coyot)
学校が、感染の源になる時期
ちょうど時期的にも、この数週間は、学校で感染が広がりやすい時でした。
特に、期末テストの影響で。
テスト勉強で寝不足・運動不足にストレスが加わると、普段よりも免疫力が落ちて、うつりやすくなってしまいますから。😨
それに加えて、テストだからこそ、ちょっと調子悪いぐらいでは休めない子がほとんどでしょう。
定期テストは、成績だけではなく、進路にも影響するので。
そうなると、感染して重症化していない子供が、学校内で拡散させてしまう可能性大。
また、今年は花粉の飛散が早く、スギ花粉のピークの真っ最中!
3月半ばまで、この状態が続くらしいのです。
くしゃみや、鼻・目のムズムズで、無症状の子供たちが、コロナウイルスの感染源になったり、うつったりしてしまいます。
休校にしない場合の、クリニック・病院の様子が目に見えるようで
さらに、ちょうどインフルエンザの流行中でもありました。
例年ほど大騒ぎになってはいないインフルエンザですが、学校では流行中。
子供のクラスでは、「あと1人で学級閉鎖」という状況にもなって…
湿度が高くなってくる3月後半まで、こちらの流行も続くでしょうし、コロナウイルスと同じ理由で、テスト期間中にはさらに広がりやすいのです。
そうなると、病院はインフルエンザへの対処で、忙しくなってしまうのに加え、コロナウイルスへの対応も迫られてしまう。
近所のクリニックの、とっても優しい先生の顔が目に浮かんで…
(以前インフルエンザの流行時期に行った時、混んでしまって大変だったので。😢)
それが、すべての病院で起こってしまう前に、食い止める対策は、休校だと思います。
重症化してしまった人を、手厚く看護できる環境があれば、それほど恐れなくてよいコロナウイルスなので。
マスク不足解消までの間
これら3つが重なっているうえに、現在はマスク不足です。
そして、感染者がマスクをしていないと、より拡散してしまうという状況。
学校で人との接触を避けることができれば、これも大きな感染予防につながります。
数週間後には、手に入るようになりそうですし。
大人にできること
先週、情報系番組を見ていて、がっかりしたことがあります。
視聴者の、不安や不満をかきたてるような内容だったりして。
人間同士が争っているのは、見苦しいです。
闘う相手は、コロナウイルスなのだから。
でも一方、ニュースでは、各地の学校や自治体が、独自に始めた工夫が紹介されていて、現場の強さを感じたりもしました。
それは、各家庭内でも同じですね。
「絶対にこうしたら良い」ということが分からないのは当然で、それでも、手探りで対策を講じて下さっている方々には、本当に感謝しています。
やっぱり大人はすごい!
さすが頼りになる!!
というところを、子供たちに見せていけたらいいな、と思っています。
普段の生活
コロナウイルスの影響を受けている仕事について知るほど、当たり前と思って過ごしていた普段の生活が、逆に特殊な環境だったのではないかな、なんて思っています。
生きていくことだけ考えたら、必要不可欠という訳ではないことが、たくさん仕事として成り立っていて、私たちの生活をうるおしてくれているので。
過去と比べても、世界を見回しても、一般人にとって、こんなに素敵な環境は、珍しいのではないでしょうか?
普段の生活が、いかに自由で、楽しみに囲まれているのかを、改めて感じました。
そういう生活を取り戻し、続けていくためにも、コロナウイルスや、今後も起こりうる事態に負けず、協力していきたいですね。
実は、今まで災害や事件が起こった時に、直接関係しない場合には、普段通りの生活を送れることに、違和感を感じていました。
今、子供たちの「即休校」という、普段だったら考えられないような対策が出てきて、むしろ、今後について安心感を抱くことができました。